歯周病の話

歯周病1.jpg歯周病は、口の中だけの病気ではなく、全身の病気とも関係することがわかってきました。

歯周病菌が血管や気管を通って身体の色々な臓器に侵入し、そこで病気を起こしたり悪化させたり、また歯周病の炎症によって作られる炎症性物質が、身体全体に影響をおよぼします。歯周病によって、心内膜炎、動脈硬化、肺炎などを引き起こしたり、糖尿病を悪化させたり、早産、低体重児出産の確率を高めたりする可能性があるのです。歯周病を予防することは、歯と歯ぐきのためだけではないのです。

 

 

 

 

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 *毎日の歯みがき             *歯科医院での定期的なプラークコントロ   ール

*ストレスをためない

*規則正しい生活 

 歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称です。歯周炎は俗に言う歯槽膿漏のことです。歯槽膿漏は症状がかなり進行し悪化しないと痛みが出ないことも多く来院されても歯を抜くしか治療法が無いこともあります。また我慢してたら抜けたと言って来院する方もいます。歯槽膿漏は歯の植わってる骨が炎症で無くなってしまう骨の病気なので、虫歯治療のように数回の治療で治癒するものではありません。

また歯槽膿漏で歯を失った場合、入れ歯を乗せるテ(骨)が無くなるので条件が悪くなります。まして総入れ歯になってしまった場合はもっと条件は悪くなってしまいます。

歯周病がひどい人の口臭は独特のものが有り、その人が来院しただけで誰がいらしたかわかってしまう事もあります。歯周病は感染症という面と、生活習慣病という面を合わせ持った病気です。生活習慣病の面からは、生活習慣の見直し、感染症の面からは、プラークコントロールが必要です。プラークコントロールの中心は、自分で行う毎日の歯みがきですが、予防にとって非常に大切なのでぜひ自分に合った歯みがきの方法を身につけてください。

しかし、毎日の歯みがきでは歯ぐきから上の汚れは取れますが、歯ぐきから下の深い部分に入りこんだ汚れや歯石は取れません。そこで歯科医院で定期的に専門家によるプラークコントロールを受け深い部分の汚れや歯石をきれいにとりましょう。歯みがきをすると血が出る、最近歯がグラグラしてきた、口臭が気になる、等のお悩みの方はぜひ来院して頂き、汚れや歯石をきれいにすると共に、自分にあった歯みがきの方法を身につけて下さい。